11月29日、山梨県立文学館におじゃましてきました。2023年10月28日~12月17日まで開催の特設展「それぞれの源氏物語」の見学と、この時期ならでは文学館のある、芸術の森公園の紅葉散策に行ってきました。
「源氏物語」は、後世の文学、美術に影響を与えてきた世界最古の長編小説。企画展では与謝野晶子をはじめとする著名な作家たちの「源氏物語」現代語訳や創作小説などを展示して「源氏物語」の魅力を紹介しています。展示室内は撮影禁止のため入口だけ撮影。
各作家たちの現代語訳本の展示を見学すると巻数の多いものでは14巻などのものあり、長編小説である理由がわかります。文学館館内のミュージアムショップでは様々な解説本なども販売されています。2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」は「源氏物語」の作者、紫式部の人生を描いた大河ドラマです。これを機会に「源氏物語」に親しんでみては!。私も勉強してみようと思います。
館内常設展示室では山梨ゆかりの作家として山本周五郎の資料展示コーナーもあるのでご覧下さい。小説「山彦乙女」についても解説されています。
今年は、芸術の森公園駐車場のイチョウは落葉してきていますが、文学館裏側の紅葉は見頃で12月上・中旬ごろまで楽しめそうです。写真多めですがご覧ください。紅葉散策をしながら山梨県立文学館を訪れてみてはいかがでしょうか。
【文:higoro@midohonnjin 画像:byみどう本陣】